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梅や菜の花、桜などが、歴史漂う街並や豊かな自然を染める風景は、春だけの楽しみです。渓流釣りや潮干狩りなども、清らかな水に恵まれた西はりまの春の風物詩です。
天徳4年(960年)に植えたと伝わる境内の藤。大木から枝が四方に伸び、約420㎡にも及ぶ藤棚が境内一面に広がります。4月下旬からの花期には花房が垂れ下がり、境内を埋め尽くす様は壮観です。
海沿いの斜面一帯に桜が花を咲かせる春は、紺碧の海とのコントラストが印象的です。また、この時期にはライトアップも行われ、夜桜を楽しむことができます。4月には「赤穂御崎さくらまつり」が開催されます。
ちくさ湿原に広がる、国内最大級の天然クリンソウの群落。大小7カ所の群生地に約40万株(推定)が自生し、5月中旬から見頃を迎えます。咲き姿が、お寺の屋根についている九輪に似ているところから、その名前が付きました。
古くから続く室津賀茂神社の例祭。雅な衣装に身を包んだ少女たちが、神社境内から御旅所の間を練り歩きます。また、県の重要無形民俗文化財に指定されている「棹の歌(さおのうた)」の奉納もあり、その歌詞と独特の節回しが印象的です。
宍粟市北部の河岸段丘の上に営まれた、大規模な複合遺跡。縄文・弥生・古墳・中世の4つに村を分け、それぞれの時代の住居を復元しています。公園内には宍粟市歴史資料館のほか、竹細工や木工細工、陶芸などが体験できる工房もあります。
明応8年(1499年)に赤松村秀が鶏籠山に中世城郭を築き、その後、蜂須賀正勝らが改修。さらに、寛文12年(1672年)に入城した脇坂安政の手で新城が加わり、5万石余の居城としての現在の遺構に。城跡内に門や隅櫓などが復興され、背後の城山を足元で固めています。
昔ながらの農村風景が残る山間の集落に、約1,000枚の広がりを見せる棚田。農林水産省の「日本の棚田百選」に認定されています。また、米作りを通して都市と農村の交流を深める「棚田オーナー制度」にも取り組んでいます。
大正時代に長崎出身の播磨造船所従業員によって伝えられた中国伝来の舟漕ぎ競走「ペーロン」。昭和38年(1963年)から続く、播州路に初夏を告げる一大イベントです。ドン!デン!ジャン!と響くドラや太鼓の音に合わせて力漕する姿は壮観です。
「千種七力村に影さす」といわれた大木のケヤキを用いて、建立したと伝えられるところから「播磨一本堂」と呼ばれるようになった光福寺。春になると、境内の鐘楼をつつむ、樹齢約300年のしだれ桜を愛でに多くの人々が訪れます。
県下有数の桜の名所・龍野公園で開催される「龍野さくら祭」のメインイベント。騎馬武者、徒歩武者、子ども武者等総勢300名からなる武者行列が繰り広げられます。旧龍野藩祖 脇坂安治公を祀る行事から始まったといわれます。
冨満高原の山頂に、行基菩薩によって創建されたと伝えられる萬勝院 。4月下旬から寺院内に、約100種、2,000株の和洋多品種のボタンが色とりどりに咲き誇り、通称『ボタン寺』と呼ばれています。
1200年以上の歴史を持つ御形神社。大永7年(1527年)に建立された本殿は、市内唯一の国指定重要文化財です。毎年5月3日に行われる春祭り当日には、3基の神輿に子ども神輿も加わり、総勢200名ほどの行列が練り歩きます。
自然豊かな西播磨の美しい季節の風景を紹介