法隆寺領播磨国斑鳩荘の中核として創建された名刹。仁王門、講堂、聖徳殿三重塔など伽藍配置は法隆寺によく似ています。往古には七伽藍数十の子院が甍を並べ壮麗を極めましたが、出雲の尼子氏の侵入で播磨が混乱していた天文10年(1541年)4月7日の夜明け前の出火で全焼してしまいました。その後、円勝院昌仙らが龍野城主赤松下野守政秀らの援助を受けて永禄年間までにほぼ再建されました。「お太子さん」として広く信仰を集めています。
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