上月歴史資料館には、「早瀬土人形」と「皆田紙」についての展示があります。早瀬土人形は明治中頃まで約30年にわたって上月町早瀬で作られていました。そのころの佐用郡では節供に飾ったり、祀ったりする人形として、早瀬土人形も数多く用いられていました。皆田紙は上月町皆田で作られていた和紙で、古く中世から明治頃まで漉かれていました。文明七年(1475年)に奈良の興福寺で使用された記録もあり、当館では、紙漉きの工程写真や紙漉きの道具などの展示があります。
また、戦国時代、織田軍・毛利軍の激しい戦いの地となった上月城の歴史を展示しています。
TEL 0790-86-1616