15世紀終わりごろに播磨の国一帯を支配していた赤松氏の一族赤松村秀により、鶏籠山頂に築城されたとされる山城です。以後、政秀、広貞、広秀と赤松氏の居城として使われますが、羽柴秀吉による播磨攻略の際に落城しています。標高211.8mの山頂に、城の要となる本丸が築かれ、本丸の側には、守護神八幡宮が建てられていました。さらに、本丸より南の小高い部分には、二の丸が築かれていました。野面積みの石垣や土塁が今も残っており、中世山城の雰囲気を味わうことができます。
たつの市観光協会
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