最上山もみじ祭り(さいじょうさん もみじまつり)

城下町の風情が残る町並みを見渡せる最上山公園には、中世の時代に赤松氏が築いた篠ノ丸城や展望台があり、市民の憩いの場として親しまれています。「もみじ山」は最上山公園西側に位置しており、11月中旬から下旬にかけて山全体が燃えるように美しく深紅に染まり、「日本紅葉の名所百選」にも選出されています。夜間にはもみじのライトアップもあり、昼間とは違った雰囲気の中で紅葉の彩りを楽しむことができます。

「もみじ祭り」はもみじ山の紅葉がまだまだ穴場だったころ、地元の婦人たちがもみじ山を訪れてくれた人々に温かい甘酒をふるまって「おもてなし」をしたことが始まりです。今では多くの観光客が訪れ賑わう「最上山もみじ祭り」ですが、この「おもてなし」の心は今でも受け継がれ、祭り会場のもみじ山だけでなく、城下町の風情を残す酒蔵通りや山崎の商店街など、あちこちで温かいおもてなしが訪れる人々を迎え入れます。

開催月:11月中旬~下旬
開催場所:最上山公園

所在地
最上山公園
〒671-2578 兵庫県宍粟市山崎町元山崎
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