国の重要文化財に指定された永富家住宅は、江戸時代後期の民家の特徴や日本建築の美しさを知ることができる貴重な建物です。鎌倉時代から続いた豪農で、書院風の座敷構えをもつ十二間取りの主屋を長屋門、籾納屋や5つの蔵が取り囲むようにたたずんでいます。長屋門の前に広がる「秋恵園」では、6月の初旬から中旬にかけて、庭園の真ん中にある池のほとりに花しょうぶが咲き誇り、茶会などが開かれ、風流を味わう人々に親しまれています。
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