感状山城は、相生市矢野町瓜生と森にまたがる標高301.05mの感状山の尾根上に築かれていました。規模が雄大で眺望がよく、人の手による破壊などもなく、石垣や建物跡・礎石、井戸跡などの遺構が比較的よく残されているといった点では、播磨地方の代表的な中世山城の遺構といえます。発掘調査は昭和60年度(1985年)から3ヵ年をかけて部分調査を含めて実施されました。その結果、多くの建物群が発見され、曲輪群の全貌が明らかにされています。
相生市観光協会
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