室津は、「この泊 風を防ぐこと 室の如し」(播磨国風土記)と記されているように、古来より天然の良港です。奈良時代には、僧行基によって、摂播五泊の1つに定められ、江戸時代には、参勤交代の際、西国大名の上陸地として本陣などが軒を連ね、「室津千軒」といわれるほど栄えました。現在でも各所にかつての姿を見ることができます。
なお、室津漁港(室の泊)は、平成18年(2006年)2月、「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」(水産庁主催)に選定されました。
たつの市御津総合支所 地域振興課
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